にじいろリボン〜発達障害応援ブログ〜

はじめまして、私たちは発達障害を持つ方への支援と理解を深める活動の象徴である「にじいろリボン」を身につけ視覚に訴えることで、その労働力の価値と障がいの特性を認識し、積極的に受け入れていこうという社会の実現を目指す運動を行っています。 このブログを通じて当事者さんたちが前向きに、努力ではなく「工夫することでの生きやすさ」をゲットするための情報を更新していけたらと考えています。

【体験談】特定理由離職者の手続きをさせられる 〜診断がおりるまで〜

これは発達障害には直接的に関係ないのですが、職場を辞めハローワークに失業手当の手続きに行きました。失業手当も3ヶ月待たなければならないし、一応お金を少し置いてるけど支援センターが紹介してくれた病院に行って少し休んだらまた仕事探さないとと思っていましたが私はこういった窓口でのやり取りがとても苦手で伝えたい事が伝えられずややこしくなりがちです。今は必ず支援員の方に付き添ってもらっています。

 

 

この日はその手続きに行ったのですが対応してくれた方がこちらの情報を間違って判断して本来必要の無い特定理由離職者に該当するので病院にこの書類を書いてきてもらって下さいと強めに言われ、こちらの質問にもあまり答えてくれぬまま帰されました。病院で書いてもらって手続きにもう一度行くと別の方が対応してくれ、その時に必要なかった事が判明、ただし書類に問題も無いしこれで手続きも可能で、その場合は本来3ヶ月待たないと失業給付は受けられないのですがすぐに受け取れる手続きになると言われました。これには驚きました。間違いで知った事ですが心身ともにボロボロで休みたい気持ちもあり正確な診断が出て手帳の申請が可能ならそれで障害を理解してくれる職場で働きたいと思っていたからです。

その後無事に手続きは出来ましたがその時も間違った情報を伝えた方がこれで手当てがもらえるかはわかりませんけどね!と強めに言ってこられて悲しい気持ちになりました。

ハローワークには障害者向けの窓口もあるのですがそこでも私はやり取りをする事の困難さを感じていて必ず支援員の方と同行してもらわないと今でもハローワークに行くのはしんどい状況です。

この段階で精神手帳を持っていたらまた失業手当の期間等に変更があったりもするそうですが、そういった情報を事前に知るってなかなか難しい事だし、そういう意味でも支援してくれる方がいる事で調べてくれたり一緒に聞いてくれたりするわけで1人でこういった手続きに挑むのはかなり大変だと思いました。

 

辞める前に相談出来る所でいろいろ親身に調べてくれる方がいたら良いしそういう機関の手助けが困難に思っている方にもっと知れ渡ったら良いなと常日頃思っています。少なくともこの時の私は相談は出来てもこのような手続きがある事を教えてくれたりする機会はありませんでした。なんとかなったから良かったもののいろいろ無謀な行動でもあったなとこの失業手当の件で感じた部分もあります。

 

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