にじいろリボン〜発達障害応援ブログ〜

はじめまして、私たちは発達障害を持つ方への支援と理解を深める活動の象徴である「にじいろリボン」を身につけ視覚に訴えることで、その労働力の価値と障がいの特性を認識し、積極的に受け入れていこうという社会の実現を目指す運動を行っています。 このブログを通じて当事者さんたちが前向きに、努力ではなく「工夫することでの生きやすさ」をゲットするための情報を更新していけたらと考えています。

【体験談】ストラテラを飲んだ話 〜診断がおりるまで〜

今回は私がストラテラを飲んだ時の体験を書きますが、これは私個人の飲んだ時の体験であり、この薬が危険だとか否定するような記事ではありませんのでご理解いただけると幸いです。

 

この時、ADHDのみの診断は出ていましたが鬱になりながらの一般就労だった為心身共に疲労でいっぱいいっぱいの時でした。

 

病院に通っていましたが診察時間はとても短く5分ほどだったし自分でももっと対策の為にADHDについて知るべきだよ、勉強しなさいと言うものの担当医からはあまり詳しい説明も無くだんだん不信感を抱くような状況でした。

 

そんな中、ストラテラの処方をされることになり自分としても職場の音問題で集中が続かずミスも増えていたのでお願いすることになりました。最初は軽めの10gから朝と昼と夕に1回ずつ飲むところから始めました。

 

夜に飲んでみた時の感想は、まず雑音をあまり感じず静寂になったことと雑音は聞こえないけど妹が夜にほぼ毎日電話をしてるのですが静寂になっているから更に妹の声のみに集中がいきすぎて寝にくかったり、夢を鮮明に覚えていたり今まで体験したことがなかった経験で逆に眠れなくなったので夜はやめにしました。

 

ただ朝と昼は頭がシャキッとして、集中が続き周りの音も静寂になって不安な気持ちもそこまでわかなくなりました。先輩が業務時間外に言ってくる私生活や私個人への否定的な意見についても(そういうことを言ってマウントを取りたがる方だった)聞き流せるようになっていました。

 

仕事についても落ち着いてできるので、馴れないところもありましたが1週間ほど飲んでいたころストラテラを飲むととても口の中が乾く関係で風邪をひいてしまい喉を痛めていました。

 

風邪薬も一緒に出してもらったのですがそれと一緒に飲んだこともあるのかもしれませんが、めまいとふらつき、吐き気、寒気が一気におそい会社に着いてから過呼吸になりそのまま倒れてしまいました。

 

その足で病院になんとか行き、説明したところ服用中止になりました。

 

これが改善への1歩となるための希望だと思っていた当時の自分はますます絶望的な気持ちになってしまいました。

 

今の病院でわかったことですが、薬剤過敏があり向精神薬全般の使用は難しいと言われました。

実際市販のものでも薬が効きすぎるため、基本的に漢方がメインで処方されています。またそれは機会があれば書こうと思います。

 

本来であれば薬で改善可能なところはしたかったのでこのような過敏によって服用が難しいという場合もあるという事を身を以て経験することとなりました。

 

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