【書籍紹介】発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術
まずタイトル名のインパクトもさることながら、著者名の借金玉にも驚きつつ本屋で手に取り購入することになった本です。
著者名の由来についてはぜひ読んでいただけたらと思います。
仕事を軸に生活面についての工夫も掲載されており、自分が無意識にしていたことも書かれていてそれが実は工夫していたことだったという気づきになりました。
これを読んで始めた事もいくつかありました。逆に合わない事もあり、発達障害の特性は人によってばらつきがある為これを読んだら全てのしんどさが解消されるという事はありませんが参考にできる所だけかいつまんで始めるのも一つだと思います。
私はADHDの特性も非常に出る所は出るので、楽しそうな事なら特に新しい事を始めるのが好きだったり受け入れやすいのですがこだわりがある方はしんどくなったりするかもしれないので、そこはバランスを考えた方がいいかもしれません。
それを踏まえての感想としては、私のカバンはとても大きくて小旅行行けそうなくらいのサイズです。いつもどうしてそんなに荷物が必要なの?と言われます。著者の方も同じように荷物が大きめだったのですが著者の方は、「かばんぶっこみ作戦」という名称で工夫として理想のカバンの条件を掲載されているのですが私はそれを見て、どうりで!!という風に思ったことがあります。
私のカバンは大きめという事は条件に合っているのですが分類はポーチで行っていました。ですがそのポーチやら鍵やら財布やらが散らばるんです。カバンの中で転がりまくりで結局ごそごそして探すのが大変でした。カバンそのものに仕分けするものが無くて他の条件であるカバンそのものが自立する事などの条件には該当していたのに分類が出来ておらず探すのに苦労していました。
じゃあ買い直すのか?いいえ、お気に入りですから。なので工夫することにしました。仕分けが無いならできる物を入れてしまえばいいのです。百均のカゴ!そう百均のカゴを入れて物が散らばらないようにしました。そうしたところ探していたものがどこかへ行く事は無くなり解消されました。
カバンを買い替える前の方はぜひ条件を読んでみてもらいたいなと思います。
他にも仕事が手につかない時に行う、「儀式」という名称の行いは斬新で必見だと思います。
作業する前には確かに物が無い環境にする方が整理が出来て効率が高まるのだと思いました。
機会があればぜひ見てもらいたい書籍です。